金貨投資を始めるなら、ぜひ注目したいのがアメリカ金貨です。
アメリカには、歴史的な「ダブルイーグル」から、現在も発行されている「アメリカン・ゴールド・イーグル」「アメリカン・ゴールド・バッファロー」まで、非常に魅力的な金貨が存在します。
特にアメリカの金貨は、
「金としての価値」+「アメリカの歴史」+「美しいデザイン」+「コレクション性」
を楽しめる点が大きな魅力です。
単純に金の重量だけで選ぶのではなく、「どの金貨を所有するか」まで楽しめるのがアメリカ金貨の面白さです。
アメリカ金貨といえば「イーグル」
アメリカ金貨を知るなら、まず押さえておきたいのが**イーグル(Eagle)**です。
アメリカでは1795年に10ドルの「イーグル」、1796年には2.5ドルの「クォーター・イーグル」、さらに1849年には20ドルの「ダブルイーグル」が登場しました。
その歴史は非常に長く、アメリカの金貨史そのものと言ってもよい存在です。
現在、投資用として特に有名なのがアメリカン・ゴールド・イーグルです。
① アメリカン・ゴールド・イーグル
アメリカ金貨への投資を考えるなら、最初にチェックしたいのがアメリカン・ゴールド・イーグルです。
アメリカ造幣局が1986年に開始した「American Eagle Coin Program」の代表的な金貨で、投資用の地金型金貨として世界的に知られています。
最大の魅力は、表面に描かれた**自由の女神「Lady Liberty」**です。
このデザインは、1907年に登場したセントゴーデンズの20ドル金貨のデザインを受け継いでいます。
つまり現代の金貨でありながら、100年以上前のアメリカ金貨の美しいデザインを受け継いでいるのです。
サイズを選べるのも魅力
アメリカン・ゴールド・イーグルには、
- 1オンス
- 1/2オンス
- 1/4オンス
- 1/10オンス
という4種類のサイズがあります。
そのため、
「いきなり1オンスは予算的に大きい」
という人でも、小型サイズから検討できます。
特に1/10オンスなら、1オンス金貨よりも購入金額を抑えやすいため、初めてアメリカ金貨を購入する選択肢としても魅力があります。
② アメリカン・ゴールド・バッファロー
「金貨なら、できるだけ純度の高いものを選びたい」
という人に注目してほしいのが、アメリカン・ゴールド・バッファローです。
アメリカン・ゴールド・バッファローは、アメリカ造幣局が2006年に開始した金貨で、99.99%の24金で作られています。
1オンスのバッファロー金貨には、1トロイオンスの純金が含まれています。額面は50ドルです。
バッファローのデザインが圧倒的に魅力的
表面にはネイティブ・アメリカンをモチーフにした肖像、裏面にはアメリカの象徴ともいえるバッファローが描かれています。
このデザインは、ジェームズ・アール・フレイザーが手掛けた1913年の「バッファロー・ニッケル」をもとにしています。
そのため、
「純金の資産を持ちたい」
だけではなく、
「アメリカらしいデザインの金貨を所有したい」
という人にも非常に魅力的です。
③ ダブルイーグル20ドル金貨
歴史的なアメリカ金貨に興味があるなら、ぜひ知っておきたいのが20ドル・ダブルイーグルです。
ダブルイーグルは1849年に初めて発行され、カリフォルニア・ゴールドラッシュを背景に誕生しました。
中でも有名なのが、
セントゴーデンズ20ドル金貨
です。
この金貨に使われた自由の女神のデザインは非常に評価が高く、現代のアメリカン・ゴールド・イーグルにも受け継がれています。
100年以上前のアメリカの歴史を感じられる金貨を所有できることは、現代の投資商品にはない魅力です。
④ リバティ・ヘッド金貨
さらにアメリカの歴史的金貨を探すなら、リバティ・ヘッドも注目です。
19世紀から20世紀初頭にかけて発行されたアメリカの金貨には、自由の女神を表現したリバティ・ヘッドのデザインが数多く存在します。
特に、
- 5ドル ハーフイーグル
- 10ドル イーグル
- 20ドル ダブルイーグル
など、さまざまな額面の金貨が存在しました。
同じ「リバティ・ヘッド」でも額面や年代によって違いがあり、調べ始めると非常に奥深い世界です。
「金貨を集めながらアメリカの歴史も学びたい」
という人には、非常に面白いジャンルでしょう。
⑤ アメリカン・リバティ金貨
現代のアメリカ金貨には、American Libertyシリーズもあります。
アメリカ造幣局は2015年から、自由を象徴する「Liberty」を現代的に表現した金貨を発行しています。24金の金貨として展開され、年によって異なるデザインが採用されています。
歴史的なデザインをそのまま再現するのではなく、
「現代のアメリカから見た自由」
をデザインとして表現している点が特徴です。
そのため、伝統的なアメリカ金貨とは少し違った魅力があります。
アメリカ金貨を選ぶなら、どれがおすすめ?
アメリカ金貨は種類が多いため、目的によって選ぶと分かりやすくなります。
金価格への連動を重視したい
→ アメリカン・ゴールド・イーグル
投資用の代表的なアメリカ金貨で、1オンスから1/10オンスまでサイズを選べます。
純金にこだわりたい
→ アメリカン・ゴールド・バッファロー
99.99%の24金で、1オンスの純金を含むタイプが代表的です。
歴史的な金貨を所有したい
→ セントゴーデンズ・ダブルイーグルなどの旧金貨
100年以上前のアメリカの歴史を感じられることが魅力です。
コレクション性を楽しみたい
→ アメリカン・リバティなど
発行年やデザインを追いながら集める楽しさがあります。
「イーグル」と「バッファロー」で迷ったら?
アメリカ金貨を初めて購入するとき、迷いやすいのが、
ゴールド・イーグルとゴールド・バッファローのどちらを選ぶか
です。
大きな違いは純度です。
ゴールド・イーグルは22金で、91.67%の金を含みます。一方、ゴールド・バッファローは99.99%の24金です。
ただし、1オンスのゴールド・イーグルも純金1トロイオンスを含むよう設計されています。
つまり、
「22金だから純金量が少ない」
と単純に考えるのは正しくありません。
ゴールド・イーグルは耐久性を考慮した合金、ゴールド・バッファローは純度の高さを重視した金貨、と考えると分かりやすいでしょう。
アメリカ金貨は「1枚から始める」のもおすすめ
金貨投資というと、
「何百万円も必要なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、アメリカン・ゴールド・イーグルには1/10オンス、1/4オンス、1/2オンスといった小型サイズもあります。
そのため、最初から大きな金額を投入するのではなく、
「まずは1枚所有してみる」
という始め方もできます。
実際に金貨を手にすると、
「この小さな金貨に本当に金が入っている」
という現物資産ならではの感覚を味わえます。
そして1枚目を購入すると、
「次は1/4オンスを買ってみよう」
「次は1オンスを目指そう」
「今度はバッファローも欲しい」
と、自然に興味が広がっていくでしょう。
アメリカ金貨は「資産」と「コレクション」を楽しめる
アメリカ金貨の最大の魅力は、単なる金地金ではないことです。
例えば、
ゴールド・イーグルなら自由の女神とアメリカの象徴である鷲。
ゴールド・バッファローならアメリカ西部を象徴するバッファロー。
ダブルイーグルなら19世紀から続くアメリカの金貨史。
それぞれにストーリーがあります。
だからこそ、金価格が上がるかどうかだけではなく、
「自分はどのアメリカ金貨を所有したいのか?」
という視点で選ぶことができます。
まとめ|アメリカ金貨は「一生ものの1枚」を探す楽しさがある
アメリカ金貨には、現代の投資用金貨から歴史的なアンティークコインまで、非常に幅広い種類があります。
特に注目したいのは、
- アメリカン・ゴールド・イーグル
- アメリカン・ゴールド・バッファロー
- セントゴーデンズ・ダブルイーグル
- リバティ・ヘッド金貨
- アメリカン・リバティ金貨
です。
中でも、ゴールド・イーグルはサイズを選びやすく、ゴールド・バッファローは99.99%の純金という分かりやすい魅力があります。
金貨投資では、金価格だけを見て購入するのも一つの方法です。
しかし、
「せっかく金貨を買うなら、持っていて嬉しい金貨を選びたい」
という考え方もできます。
アメリカの歴史、自由の女神、イーグル、バッファロー。
こうした象徴が刻まれた金貨を手元に置くことで、「金を所有する」という投資に「歴史を所有する」という楽しみを加えられます。
まずは無理のない予算から、自分が本当に欲しいと思えるアメリカ金貨を1枚探してみる。
それが、金貨投資を長く楽しむきっかけになるかもしれません。
※金貨の価格は金相場、為替、販売店のプレミアム、コインの状態や希少性などによって変動します。購入価格を下回る可能性もあるため、金含有量だけでなく販売価格、売却価格、真贋保証、販売店の信頼性なども確認して購入することをおすすめします。
金貨を購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。金銀の貯金箱店では、お客様に安心してお買い求めいただけます。
コメント